こんばんは、ぶらうんです。
今回はAGA(薄毛)のお話です。このブログのメイントピックスであり、世の男性陣にとっても重くのしかかる、そして共感できる永遠のテーマかと思います。
本当にごく最近、自毛植毛という選択肢をとる大決心をしたのですが、それに到るまでの経緯を順を追ってご説明させていただければと思います。
カメ更新ですが気長にお付き合いただければ幸いです。
以下より私ぶらうんの悲しきハゲヒストリーが展開されておりますので、悲しみを共有したい同士か、超暇な方のみ読み進めていただければと思います。笑
本編続きはこちらから⬇︎
時はさかのぼること十余年前、私ぶらうんがまだ中学生、青春真っ只中であったころ。
元々癖っ毛なのも相まってかなりボリューミーな髪をしていた私は、薄毛・ハゲなんてものとは無縁だと思っておりました。
悩みといえばいうことを聞かない頑固な天パと、機嫌悪そうに見られる切れ長の一重くらいなもので、身長に関してはまだまだ伸びるものだと思っておりました。(中3時点で約160cm。現在167cm。誠に残念な結果です・・・)
それが高校生になり、17の春頃でしたでしょうか。
大型ショッピングモールの中、どう言った意図があるのか、フロアの柱を覆うように貼り付けられた曇りガラスのようなシートに、自分の姿が鈍く写し出されているのに気づきました。そして何の気なしにそれに近づいた時、暴れるくせ毛の下から自分の額とこめかみがひどく自己主張をしていることにもまた、気づいてしまったのです。
人生の春に、早すぎる冬の訪れでした。
生え際が後退しているかどうかは額に指が何本入るかで判断できる、なんて話は当時からありました。
気づけば齢17にして軽く4本入ってしまっていたのです。最も狭い額の中央部で、です。
世の中知らなくていいことがたくさんあるといいますが、これは間違いなくそのうちの一つだったかと思います。
お金という圧倒的手段を有する今と違って、ただただ悩み、途方にくれるしかないからです。
多感なお年頃なため、当然親に相談することもできず、こっそり祖父の育毛剤を拝借したりしていました。(血行促進程度の商品だったと推測しますが、効果があったのかは不明です。)
幸か不幸か私の症状は生え際の後退に集中していたため、トップやサイドから集めた髪でなんとか天然ヘルメットを作り、高校生活をやり過ごしました。
気づいていた人は気づいていたんだろうと思いますが、元々の内向的な性格と生え際の後退からくる被害妄想から人とうまく話せなくなっていたので、それを知るよしはありませんでした。風に怯えて外を自然に歩けず、この頃は部屋でゲームにのめり込んでいました。
理系に進学した私は、ほとんど女性のいないキャンパスに通うことになり、似たようなゲーム好きの友人もできたこともあって幾分気は楽になっていたように思います。それでもふとした拍子に友人にいじられたりすることもあり、薄毛に関してはより自覚的になってきていました。
ある時母から髪のハリコシによいというスプレーを自然に勧められた時には、”ああもう私は全ての人からハゲと知覚されているんだな”と諦めに似た感情が湧いたものです。そして、
これから先、違う人から計5回、ハゲを指摘されたらその時◯のう。
なんて考えるようになりました。
鬱末期ですね。可愛い彼女を作って海に行ったり遊園地に行ったりする未来がないならもういいやって感じでした。
ちなみに幸いなことに、現時点で指摘を受けたのは大学時代の友人を除き4人です。もちろんもう今はそんなこと考えていませんが、もっと前に5人に達していたら、、、と思うとゾッとします。あの時の精神状態ならやりかねなかった。。。
そんな憂鬱も研究室の忙しさや就職活動で紛れるようになり、卒業を迎える頃にはほとんど意識の外にあったように思います。
そして就職を機に人生前向きに…!!
となればよかったのですが。
ここでセカンドショックが訪れました。なんと神様は生え際の後退だけでは許してはくれず、頭頂部にも木枯らしを吹かそうというのでした。24歳のことです。
焦りに焦った私は、もう本格的に育毛剤に手を出すしかないと思い、リアップX5を購入。1年の間経過を観察しましたが、目立った改善は見られませんでした。それでもより酷くはならないのなら、とかつて祖父のそれを拝借した時のように、日々藁にもすがる思いでふりかけ、マッサージし続けましたが、ある時それもやめました。
疲れたのです。
なんで人よりお金と時間をかけ、心をすり減らしても、”ただの普通”にすら満たないんだと。
本当、現実は不平等ですよね。もうこころは空っぽです。
きっとこの時別に強い精神ストレスがかかっていたら、文字通り終わっていたことでしょう。そこは不幸中の幸いだったと思います。
そんな無気力な状態で惰性の日々を送る中、私に一筋の希望を見せてくれたブログがありました。
薄毛の悩みを持つ同士ならおそらくほとんどの方は知っているであろう
です。
ご本人と面識があるわけでもなく、紹介して得があるでもないのですが、私自身”もう一度AGAに立ち向かおう”と奮起するキッカケを(勝手に)いただいたブログですので触れておこうと思います。
初見、ただただ驚きました。こんなにも改善するものですかと。よくある詐欺写真じゃないかと思いました(ごめんなさい)。笑
理系の私にもしっくりくるロジックと、ご自身の実体験をもって”AGA治療の解”を模索されているのがよくわかりました。何より長年にわたって治療メニューと頭髪の変化を記録されているのが説得力大です。
この変化が私にも訪れ得ると思うと俄然やる気が湧いてきました。
著者様のおすすめに従い、私は人生初のAGAクリニック通院、そして投薬治療を始めることになったのです。